kage no hon

スカスカの本棚を影の本が埋め尽くす。そんなふうに見えなくもない。
そんなふうに見えなくもないけど、そんなふうに見えるのはどうなんだろう？とは思う。

そんなふうに見えるのはどうなんだろう？とは思うけれど、そんなふうに見えてしまうのは案外悪くない気もする。
そんなふうに見えてしまうのは案外悪くない気もするけど、それってあまり誰かに話してしまうのは少しばかり憚られる。

それってあまり誰かに話してしまうのは少しばかり憚られるから、こんなところで言ってみたりする。
でもそれって誰かに話すより多くの人に話してしまっているようなものだけど。

直接話すのでなければ、気軽なものになってしまう
この感覚ってあんまり良い感じではないなと思う。

なんとなくだけど、
面と向かわないから好きに話せるなんていうのは、ちょっとズルい気がするんだよな。