うずまき椅子とうずまき影、どれが椅子なのか?どれが影なのか?わからない。
そこに入ってくるキミの影はいったいどこに座ろうとしているんだい?
そういえば昔うずまき模様のソフトキャンディーがあったけれど今でもあるんだろうか?
と思ってちょっと調べてみると1度は販売を終了したけど、限定復活しているみたいだ。
うずまきキャンディと勝手に呼んでいたが、実は1968年(昭和43年)に販売を開始したもので、ノースキャロライナというのが商品名らしい。
当時不二家の社長がノースキャロライナ州アメリカ・アパラチア山脈で古木の切り株を目にし、
その大きくりっぱな年輪に感銘を受けたことをきっかけに名付けられたものみたいだ。
フムフム、もう少し夢のあるストーリーを想像していたんだけれど、意外に何というかある意味普通な感じで、
なんだか知ってしまうと元も子もなくなってしまうがうずまきキャンディに別に罪があるわけではない。
うずまき猫
そういえばうずまき猫ってあったよな。
村上春樹エッセイ集に『村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた』というのがあったことを思い出した。
かつて(1994年春から95年秋にかけて)『SINRA』という雑誌に毎月掲載していたものを加筆・まとめたもので、
ケンブリッジに住んでいた頃の話だ。
タイトルのうずまき猫は本文中には出てこなかった気がするんだけれど、
あとがきの最後にある「うずまき猫」はうまくみつかりましたでしょうか?はよく覚えている。
人間、生きていると知らない間にいろいろな渦に巻き込まれていたりするものだ。
でもそんな時でも『小確幸(小さいけど、確かな幸福)』があれば大丈夫な気がする。
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