自転車でブラブラする遊歩道の近く、1本の木の周りに3つのベンチが配されたお気に入りの場所がある。
他にも遊歩道にはいくつものベンチが設置されていて、いつでも座ってねと待っていてくれる。
その多くが『かたらいベンチ』というもので、遊歩道以外近くの公園などにも設置されている。
設置後20年間は維持管理を行って、その後は老朽化で利用が困難となった場合は撤去する場合もあるそうだがまだ20年経過したベンチはない。
幅120cm奥行き73cm高さ75cmのベンチには、寄附者名と簡単なメッセージの載った横15cm×縦5.5cmのプレートが取り付けられている。
1基あたり今では料金改定で少し値段が上がって12万1千円(消費税・振込手数料含む)だそうだが、
所得税法の寄附金控除の対象となるようだ。
ある意味『自分のベンチ』が公園や遊歩道に1つあったらなんだかとても楽しい気がする。
今のところその数は100基近くになっているみたいだ。
寄付者のプレートをまじまじと見ることは滅多にないのだがそれでも個人のものを発見すると少しばかり羨ましくもなる。
誰かがそこに座っているのを寄付した方が見れば嬉しくなるだろうし、自分がたまに座ってももちろん嬉しいだろう。
ベンチとコーヒー
家路を辿るランドセル 並んだ赤黒 二人分
「君が好きだよ」と容易く 目の前で言ってのけた
洋楽だとベンチと言えばS&Gの『Old Friend』なんだけど、
邦楽だとBUMP OF CHICKENの『ベンチとコーヒー』かな。
2002年リリースの『jupiter』に入っている曲で、
藤原基央クンがメンバーの直井由文クンの誕生日に贈ったものだ。
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