rolling stones new album

ストーンズ

The Rolling Stones – Hackney Diamonds

ストーンズが10月20日 (金)に新作『Hackney Diamonds』を全世界同時発売するね。
カバー・アルバム『Blue and Lonesome』からは9年ぶり、オリジナル・アルバム『A Bigger Bang』からは実に18年ぶりだ。

もちろん『Blue and Lonesome』は今でも時々聴くことはあるけれど、
繰り返し聴いた最後のアルバムは1989年の『Steel Wheels』かな。

ただ今でも時々聴くことがあるアルバムはせいぜい1976年の『Black And Blue』までだ。
もちろん来日公演があればほぼ欠かさず行っていたけれど、アルバムとしてはこのあたりから後は今はもう聴くことがない。

最新アルバムのリリース発表と同時にリード・シングル『Angry』が配信されている。
もちろん数回は聴くけれど、多分この先聴くことはなかなかないだろう。

ボクの中では、
ストーンズというバンドはもうとっくの昔に時間を止めてしまっているのかもしれない。

ただもし来日することがあればまた懲りずに行くに違いない。
新しいアルバムを聴くことは殆ど無くても、昔の曲の今の演奏がしっくりこなくてもなおまだ目の前で観たいという感情はどこから来るのか?

Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展の時のように、
博物館の展示品を見る感覚ではない。

今なお転がり続ける姿を焼き付けたいわけでもないだろう。
3人になってしまったストーンズがどんな様子なのか?を観たいわけでもない。

多分だけど、
ストーンズという遊園地のアトラクションをただただ楽しみたいだけなのかもしれない。

Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展

The Rolling Stones – Angry

なんでもこの曲、ドラマの主題歌に使われるみたいだ。
そのドラマがムロツヨシ主演、平手友梨奈共演の『うちの弁護士は手がかかる』ってやつ。これはなかなかやってくれる。

The Rolling Stones – Sweet Sounds Of Heaven

第二弾のシングルが配信されていたので追加。レディー・ガガとスティーヴィー・ワンダーがゲスト参加している曲だ。
You Can’t Always Get What You Wantのようなゴスペルっぽい曲でこれはなかなか良い。

Hackney Diamonds

少し間違っていたかもしれない。ここ数日通勤の行き帰り、家に帰ってこうやって何か書いている時、もう何回も繰り返し聴いている。
どうやら何回か聴いたらそれでもうおしまいという感じのアルバムではなさそうだ。

タイトルの『Hackney Diamonds』は使い古されたダイヤモンドという意味らしい。
イーストロンドンの街、ハックニーでは割れたガラスという意味で昔は使われていたようだ。

土曜の夜に盛り上がった勢いで車のフロントガラスを叩き割ると、ガラスの破片が地面に飛び散ってキラキラ輝いて見える。
それがHackney diamondsというわけだ。

ミックの作る歌詞は何通りもの意味にとれるんだと故チャーリーが言っていたけれど、
このアルバム・タイトルもそんな感じだ。

それにしてもこんなアルバムをつくるとは全く驚き以外のなにものでもない。統一感のある活き活きとしたこの感じはいつ以来だろう?
アンドリュー・ワットを今回初めてプロデューサーで起用したけどそのお陰なんだろうか?

まああれこれと曲毎の感想を並べても仕方がない。ただこのアルバムを聴け!という感じだ。
これが最後のオリジナルスタジオアルバムになるかもしれないななんて思いながら最後の2曲を聴くと少し泣けてくる。

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