ジャイアントモア
高さは3.6mもあり体重は250kg。高さだけで見れば史上最大の鳥とされたニュージーランドの飛べない鳥がジャイアントモアだ。
もちろん今では絶滅してしまってその姿を実際に見ることはできない。
ただ1948年に同じニュージーランドで1898年に正式に絶滅が宣言されたクイナ科の飛べない鳥、タカへが再発見されている。
そして2020年代には約500羽まで個体数が回復、2023年8月23日ニュージーランドのワイマオリ渓谷で18羽が放鳥されたそうだ。
では、1500年頃にマオリ族によって狩りつくされてしまったとされるジャイアントモアはどうだろう?
もしかしたら人知れず未だに存在しているかもしれない。
手賀沼ジャイアントモア
そのジャイアントモアの巨大なモニュメントが千葉県我孫子市の鳥の博物館前の駐車場にある。
我孫子アートな散歩市企画委員会が発案し、茨城県取手市の彫刻家島田忠幸氏が制作したものだ。
モニュメントの高さは3.6mと実際のジャイアントモアの大きさを再現している。
鳥の博物館には実物に忠実な骨格レプリカもあるがいずれにしてもとにかく大きい。
こんな大きな飛べない鳥が、実はニュージーランドの未開の森フィヨルドランド国立公園あたりにこっそりと存在していたら良いのにと思う。
それにしても地球環境を破壊し様々な生き物を絶滅させている人間という生き物は自分も含めて本当に罪深いな。
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